Q. 富士山・河口湖エリアで子ども用Suicaはどこで購入できますか?
A. 結論からいうと、富士山・河口湖エリアでは、子ども用Suicaを新規購入できる場所はありません。
河口湖駅周辺で子ども用の交通系ICカードを用意したい場合は、Suicaではなく「小児用PASMO」を検討するとよいでしょう。
河口湖駅の富士急バスきっぷ売り場では、PASMOの取扱いがあります。
河口湖駅でのPASMO販売時間は18:00までとされています。
河口湖駅で購入できるのはSuicaではなくPASMOです
SuicaはJR東日本のICカードですが、河口湖駅や富士山駅はJR東日本の駅ではありません。そのため、河口湖駅・富士山駅で子ども用Suicaを新規購入することはできません。
一方で、PASMOはSuicaと相互利用できる交通系ICカードです。富士急行線では、Suicaのほか、PASMOなど全国の交通系ICカードを利用できると案内されています。
そのため、富士山・河口湖エリアで「子ども用のICカードがほしい」という場合は、子ども用Suicaにこだわらず、小児用PASMOを購入するのが現実的です。
小児用PASMOを購入するときに必要なもの
小児用PASMOは、記名されたお子さま本人が小児運賃で利用できるPASMOです。購入時には、お子さまの年齢を確認できる公的証明書が必要です。訪日旅行者の場合は、パスポートを持参すると案内しやすいです。
購入時に必要なものの例:
・お子さまのパスポート
・購入申込書への記入
・PASMO購入代金
・デポジット500円
PASMOのデポジットは、カードを新規購入するときに預ける500円で、運賃や買い物には使えません。不要になったときは、条件に従って返金を受けられます。
小児用PASMOの年齢制限
小児用PASMOは、12歳となる年度の3月31日まで利用できます。つまり、日本の小学生にあたる年齢まで利用できる子ども用ICカードです。
ただし、すでに別の小児用PASMOや、こども用My Suicaを持っている場合、新たに小児用PASMOを購入することはできません。小児用の交通系ICカードは、原則として1人1枚と考えておくとよいでしょう。
河口湖で買えるのは通常のPASMOです
河口湖駅で取り扱いがあるのは、通常のPASMOです。
外国人旅行者でも通常のPASMOを利用できます。
以前は、訪日外国人旅行者向けのPASMOとして「PASMO PASSPORT」がありましたが、現在は新規発売が終了しています。そのため、河口湖駅で「観光客向けPASMO」や「TOURIST PASMO」を探しても、基本的には購入できません。
通常のPASMOとPASMO PASSPORTの違い
主な違いは、「有効期限」「デポジット・払い戻し」「購入場所」です。
使える場所はかなり近く、どちらも交通系ICカード対応の鉄道・バス・店舗で利用できます。
| 比較項目 | TOURIST PASMO | 通常のPASMO |
|---|---|---|
| 対象 | 主に訪日外国人旅行者・短期滞在者向け | 日本在住者・旅行者を含め一般向け |
| 有効期間 | 購入日から28日間 | 基本的に継続利用可能 |
| デポジット | なし | 500円あり |
| 払い戻し | 不可。残高も返金不可 | 不要になったらカード返却で払い戻し可 |
| 購入場所 | 羽田空港・成田空港の指定駅など | PASMO取扱事業者の駅・バス窓口など |
| デザイン | 訪日客向けの記念カード風デザイン | 通常デザイン |
| チャージ | 可能 | 可能 |
| 鉄道・バス利用 | 可能 | 可能 |
| 電子マネー利用 | 可能 | 可能 |
| 小児用 | あり | あり |
TOURIST PASMOは、短期訪日客向けに2026年5月20日から発売されたICカードで、通常のPASMOと同じように交通機関や電子マネーで使えますが、28日間限定・払い戻し不可・デポジットなしという点が大きな特徴です。
一方、通常のPASMOは、PASMO取扱事業者の駅やバス窓口などで購入でき、購入時に500円のデポジットが必要です。不要になった場合は、PASMOと引き換えにデポジットが返金されます。
短期旅行者・空港到着後すぐ使う人
→ TOURIST PASMOがおすすめ。デポジット不要で、記念カードとして持ち帰れます。
長期滞在者・留学生・何度も日本に来る人
→ 通常のPASMOの方が向いています。28日制限がなく、払い戻しも可能です。
河口湖駅での案内に限ると、TOURIST PASMOは空港販売が中心なので、河口湖駅では通常のPASMOを案内する形になります。
通常のPASMOは、日本在住者だけでなく、外国人旅行者も利用できる交通系ICカードです。
デポジット500円が必要で、チャージして繰り返し利用できます。
PASMO PASSPORTは、短期滞在の外国人旅行者向けに販売されていたICカードですが、現在は発売終了しています。
どうしても子ども用Suicaがほしい場合
どうしても子ども用Suicaが必要な場合は、JR東日本の駅で購入する必要があります。
河口湖エリアから近いJR東日本の駅としては、中央本線の大月駅が候補になります。
JR東日本では、こども用Suicaは「こども用My Suica」として、Suicaエリア内のJR東日本の駅のみどりの窓口や、話せる指定席券売機などで購入できると案内されています。
購入時には、お子さま本人の確認書類が必要です。
ただし、窓口の営業時間や取扱状況は変更される場合があります。大月駅で購入する場合も、事前に営業時間を確認してから行くと安心です。
Welcome Suicaは大月駅では購入できません
短期滞在の外国人旅行者向けSuicaとして「Welcome Suica」があります。
ただし、Welcome Suicaの販売場所は、成田空港駅、空港第2ビル駅、羽田空港第3ターミナル駅、東京、渋谷、新宿、池袋、上野、横浜、仙台などのJR EAST Travel Service Center、Welcome Suica専用発売機、JAPAN RAIL CAFÉ TOKYO、TAKANAWA GATEWAY Travel Service Centerなどに限られます。公式の販売場所一覧に大月駅は含まれていません。
そのため、訪日旅行者でWelcome Suicaがほしい場合は、空港または都内の主要駅で購入してから河口湖へ向かうのがおすすめです。
すでにSuicaやPASMOを持っている場合
すでにSuica、PASMO、ICOCAなどの交通系ICカードを持っている場合は、富士急行線や富士五湖エリアの交通機関でそのまま利用できます。
※一部未対応の交通機関もあります。
富士急行線では、Suicaと相互利用しているPASMOなどの交通系ICカードも利用できます。
また、河口湖駅や富士山駅では、交通系ICカードへのチャージができます。
ただし、チャージできる時間や対応機器には制限があるため、残高不足には注意しましょう。
まとめ
富士山・河口湖エリアでは、子ども用Suicaを新規購入するのは難しいです。
河口湖駅周辺で子ども用の交通系ICカードを用意したい場合は、河口湖駅の富士急バスきっぷ売り場で小児用PASMOを購入する方法が現実的です。
購入時には、お子さまの年齢確認ができるパスポートを持参してください。
どうしてもSuicaが必要な場合は、JR東日本の駅である大月駅、または都内・空港のJR東日本の取扱窓口で購入を検討しましょう。
新宿から河口湖・富士山方面へ向かう高速バスを利用する場合は、事前予約が安心です。
高速バスの予約は、highwaybus.comをご確認ください。